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2024年 12月の菓子詰合わせ〈12/16発送予定〉

¥25,000 税込

※この商品の販売期間は2024年12月1日 08:00 ~ 2024年12月15日 22:00です。

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12月1(日)朝8時より販売スタートします。
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発送日は12月16日(月)のみとなります。
最短で沖縄から冷蔵クール便でお届けいたします。
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領収書は同梱しておりませんので
必要な方は備考欄に記載してください。

旬の素材でつくるちいさな菓子たち
10種を少しずつ詰め合わせました。

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詰め合わせ内容(10種類予定)
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素材やスパイス使いからクリスマスの雰囲気も漂ってくる12月の菓子たち。
この1年をかけて、少しずつひとつずつ準備をすすめてきました。
収穫したいろいろな植物の
葉っぱ・花・皮・実・果汁・ワタのすみずみまでを生かして、この1年を振り返りながら季節を感じられるような素朴でちいさな菓子に仕立てます。

【12月の素材】
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1. ローゼル
2.リマファームのしょうが
3. 伊江島小麦と1年の果実(パンデピス)
4. 青切シークヮーサー
5.カラキ葉(琉球シナモン)
6.柿の葉のロースト
7. 金木犀
8.ベルガモット
9.カーブチー皮と果汁
10カーブチー白ワタ
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大切に収穫した季節の植物たち
なるべくそれぞれの個性をいかして
仕上げたいと思います

どんな仕上がりになるのかは
どうぞ楽しみにお待ちください。

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※保存料は不使用のため
冷蔵庫で保管し、賞味期限内にお早めに
お召し上がりください。


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それぞれの素材について
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【1.ローゼル】
沖縄のクリスマス時期を彩る赤い植物といえば、ハイビスカスの仲間のローゼルの実。

今年は南部のサキさんの畑で
たわわに実った新鮮な実を
摘ませていただきました。

毎年ローゼルでおつくりしていたコンフィは
糖度が高くてしっかり甘いので、
今年はローゼルのよりいきいきとした
食感と酸味をお届けしたく

おなじ真っ赤なりんごと合わせて
甘さをぐっと抑えたコンポート仕立てに。
石垣島で掘ったシナモンの根っこの
香りをまとわせます。

目指したのは
「シャキッとした食感&自然な甘酸っぱさ」

日持ちがしない菓子のため、届いたらフレッシュなうちにぜひお早めにお召し上がりください。

今年は南部のサキさんの畑でローゼルを収穫しました。

今年は南部のサキさんの畑でローゼルを収穫しました。

つぼみの先がきゅっと閉まって新鮮なローゼルだけを、手早く収穫してゆきます。

つぼみの先がきゅっと閉まって新鮮なローゼルだけを、手早く収穫してゆきます。

いちばん食べやすいサイズ感を大切に、ガクに沿って5等分してゆきます。

いちばん食べやすいサイズ感を大切に、ガクに沿って5等分してゆきます。

ローゼルのコンポートに一番合うりんごを選びました。

ローゼルのコンポートに一番合うりんごを選びました。



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【2.リマファームのしょうが】

今年の冬にぜひ使いたいと思っていた素材が、
やんばる大宜味村で育てられている
"リマファーム"のしょうが。

無農薬の畑からは、
リマさんがとても愛情をかけて
育てているのが伝わってきます。

一緒に収穫させていただいた
「今年初収穫の新物しょうが🫚」は、
新生姜よりもピリッとしっかり辛みがあって
爽やかでとってもいい香り。

せっかく無農薬の畑で採れたてなので
薄皮まで使えるよう
クロスでぴかぴかにみがきあげてから、
フレッシュ感を残したコンフィに。

ぴりりとした辛みをシンプルに楽しめるような、この時期だけの初物しょうがの菓子に仕上げます。

リマファームで採れたの初物しょうが。

リマファームで採れたの初物しょうが。

皮まで使えるよう、クロスでぴかぴかにみがきます。

皮まで使えるよう、クロスでぴかぴかにみがきます。

収穫したしょうがは全部で約6kg、下処理だけでもかなりのボリュームです。

収穫したしょうがは全部で約6kg、下処理だけでもかなりのボリュームです。

フレッシュな辛みをいかしたコンフィに。

フレッシュな辛みをいかしたコンフィに。

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【3. 伊江島小麦と1年の果実(パンデピス)】

先日訪れた伊江島で食べて
感激した地元のおやつ
「ムジヌフ(麦)てんぷら」は、
全粒粉と水を混ぜただけのシンプルな生地。

小麦のぷちぷちとした食感と
もっちりした生地から
連想したのが…

冬のアルザス地方で作られる菓子
"Pain d’epicesパンデピス"です。
(=スパイスのパン)

伊江島で育てられた「江島神力」という
貴重な在来品種の小麦を使って
ムジヌフ生地をつくり、

そこに、この1年間で収穫してきた
さまざまな果実たちと
スパイスを含ませるイメージで、

伊江島のムジヌフてんぷらと
アルザスのパンデピスが
融合したような焼き菓子にしてゆきます。

この1年の季節ごとの実りが
ひとつに重なりあう菓子になりそうです。

伊江島で育てられている貴重な在来品種の小麦「江島神力」

伊江島で育てられている貴重な在来品種の小麦「江島神力」

香り高くて滋味ゆたかな風味の全粒粉です。

香り高くて滋味ゆたかな風味の全粒粉です。

全粒粉に水を加えて揚げた伊江島の「ムジヌフてんぷら」の生地をベースに菓子をつくってゆきます。

全粒粉に水を加えて揚げた伊江島の「ムジヌフてんぷら」の生地をベースに菓子をつくってゆきます。



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【4.青切りシークヮーサー】

シークヮーサーで毎年何かしらの新しい菓子を
試作しているのですが、

今年は青切りシークヮーサーの"果汁感"を楽しめる菓子をつくりたい、と試作を重ねています。

夏の終わり頃から実り始めた
新鮮な青切りシークヮーサーを
やんばるまで何度も収穫しにゆき、

皮をけずり手絞りして、
たっぷりの果汁を練り込んだ

フレッシュなシークヮーサーの果汁感を
感じられる菓子に焼きあげます。

青々とした沖縄の冬の柑橘、シークヮーサー。

青々とした沖縄の冬の柑橘、シークヮーサー。

手絞りしたフレッシュな果汁をたっぷり使用します。

手絞りしたフレッシュな果汁をたっぷり使用します。

フレッシュな香りを楽しめる菓子になるよう、試作を重ねています。

フレッシュな香りを楽しめる菓子になるよう、試作を重ねています。

畑でもぎたての新鮮なシークヮーサー。

畑でもぎたての新鮮なシークヮーサー。



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【5.カラキ葉(琉球シナモン)】

カラキ(琉球シナモン)は葉っぱの部分を使う
沖縄のシナモンリーフです。

だんだんと葉が成長して大きくなってくると、
芳醇で甘いシナモンの香りと
抹茶が合わさったような
爽やかでやわらかな香りがしてきます。

畑で摘んだ葉は
急いでその日のうちに乾燥させて、
カラキ葉の香りを移したパウダーに。

やさしいシナモンリーフが香る
菓子に仕立ててゆきます。

畑で収穫したばかりのフレッシュなカラキの新芽。

畑で収穫したばかりのフレッシュなカラキの新芽。

収穫したカラキの葉は、1枚ずつ丁寧に洗い乾燥させます。

収穫したカラキの葉は、1枚ずつ丁寧に洗い乾燥させます。

茶師の友人に、このカラキ葉を乾燥焙煎していただきました。

茶師の友人に、このカラキ葉を乾燥焙煎していただきました。

乾燥焙煎させたカラキの新芽。

乾燥焙煎させたカラキの新芽。

手作業でパウダーにして菓子に仕立てます。

手作業でパウダーにして菓子に仕立てます。



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【6.柿の葉のロースト】

毎年秋になり
「またこの季節が巡ってきたな」と
感じる作業が"柿の葉のロースト"。

毎年、無農薬の柿の葉を調達するのには
苦労するのですが
今年は和歌山の友人がおおぶりの
無農薬の葉っぱを送ってくれました。

まずは葉っぱをきれいに洗って乾かして
硬い軸をすべて取りのぞき、

バターをかけながら特殊な方法で3日間かけて
真っ黒になるまでローストしてゆくと
だんだん甘い香りがでてきます。

この芳醇な香りを混ぜ込んで、
コーヒーのようなほろ苦さのある菓子に。

ローストした柿の葉がもつ、驚くような香ばしく甘い香りをぜひ体感していただきたい一品です。

特殊な製法でローストした柿の葉からは、驚きの香ばしく甘い香りが。

特殊な製法でローストした柿の葉からは、驚きの香ばしく甘い香りが。

葉っぱの硬い軸は、ひとつずつ取ってゆきます。

葉っぱの硬い軸は、ひとつずつ取ってゆきます。

紅葉した柿の葉は乾燥させてから、緑の葉とブレンドします。

紅葉した柿の葉は乾燥させてから、緑の葉とブレンドします。



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【7.金木犀】
樹齢40年の金木犀は、わたしが生まれる前からずっと庭に根をはり家族の成長を見守り続けてくれた存在。

今年は夏の暑さの影響で
すこし木は疲れていたようですが、
開花したオレンジ色の花からは
とても優しい香りがしました。

花を収穫した後、小さなごみや花の軸をピンセットで取り除く作業にとても手間がかかりますが、懐かしい香りに癒されながら手を動かす時間は
いつもささやかな幸せを感じます。

口にいれると
金木犀の木の前を通りかかって
ふっと香りに気づいたような

フレッシュならではの香りを閉じ込めて、
摘みたての花をちいさな砂糖菓子に
仕立ててゆきます。

樹齢40年の金木犀。消毒液もかけない無農薬です。

樹齢40年の金木犀。消毒液もかけない無農薬です。

ちいさな花を1つ1つ摘んでゆきます。

ちいさな花を1つ1つ摘んでゆきます。

花を摘んだら、おおいそぎで砂糖づけにします。

花を摘んだら、おおいそぎで砂糖づけにします。

すべての花から軸やちいさなゴミを取り除きます。

すべての花から軸やちいさなゴミを取り除きます。



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【8.ベルガモット】

10月に訪れた福岡の柑橘農園
「橘香園」さんで収穫させていただいたのが
樹齢10年になるベルガモット。

フレッシュなベルガモットの香りを
ぜひみなさんにも楽しんでいただきたくて
スーツケースに入れて大切に沖縄まで
持ち帰りました。

その高貴な香りを閉じ込めた
爽やかで香り高い菓子にしてゆきます。

香り高いフレッシュなベルガモット。

香り高いフレッシュなベルガモット。

樹齢10年になる立派な木から収穫させていただきました。

樹齢10年になる立派な木から収穫させていただきました。



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【9.カーブチー皮と果汁】

11月頃に短い旬をむかえる
沖縄のみどりの柑橘「カーブチー」。

この独特な風味が 個人的に大好きで
毎年実り始める時期を楽しみにしています。

今年は絞りたてのあまずっぱく
みずみずしい果汁をたっぷり使い、

ぎゅっと凝縮した
カーブチーそのものの味わいを
しっかり楽しめるような菓子に仕立ててゆきます。

毎年実り始めるのを楽しみにしているカーブチー。

毎年実り始めるのを楽しみにしているカーブチー。

朝収穫したばかりの新鮮なカーブチーの、爽やかな香りを閉じ込めた菓子に。

朝収穫したばかりの新鮮なカーブチーの、爽やかな香りを閉じ込めた菓子に。



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【10.カーブチー白ワタ】

沖縄の柑橘カーブチーは
独特の爽やかで個性的な香りです。

果汁を搾り終わった後の
(果汁は今回の詰め合わせの別の菓子に使っています)
えぐみが強いみどりの外皮部分をうすく削り落とし
白ワタの部分だけを味わっていただく
シンプルで純粋な菓子ですが、

毎年12月便でご好評をいただいているひと品です。

材料はカーブチーの白ワタと砂糖のみで、
時間をかけ丁寧にひとつずつ
蜜で煮て糖度を上げてゆきます。

旬の短いカーブチーが出まわる
この時期だけの味わいです。

皮を削り落として、白ワタの部分を使います。

皮を削り落として、白ワタの部分を使います。

じっくり砂糖を含ませて白ワタのコンフィに。

じっくり砂糖を含ませて白ワタのコンフィに。

1枚ずつ蜜にくぐらせ、砂糖をまぶして仕上げます。

1枚ずつ蜜にくぐらせ、砂糖をまぶして仕上げます。

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