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9月15(日)朝8時より販売スタートします。
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発送日は9月29(日)のみとなります。
最短で沖縄からクール便でお届けいたします。
（※今回は「冷凍便」となります。）
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領収書は同梱しておりませんので
必要な方は備考欄に記載してください。

旬の素材でつくる菓子たちを
少しずつ詰め合わせました。

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詰め合わせ内容（9種類）
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山に入り収穫した この時期だけの
野生果実や花の香り、
畑で収穫したさまざまな果実を閉じ込めました。

4ヶ月かけて集めてきた果実たちは
しっかり追熟させて香りを高めてから、
みずみずしいゼリーやシロップ、ジャムなど
9種のシンプルでクリアな味わいの
小さな菓子に仕立てます。

【9月の素材】
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・野生のフトモモの実、白ドラゴンフルーツ
・ジンジャーリリー
・藏光農園の完熟南高梅
・山パ農園パッションフルーツ
・完熟スターフルーツ、パキスタンレモン
・高良さんのピンクグァバ
・赤紫蘇とプラム
・完熟南高梅の仁
・カニステル
・しーぶん（おまけ）/青切りベルガモットシークヮーサー
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大切に収穫した季節の植物たち
なるべくそれぞれの個性をいかして
仕上げたいと思います

どんな仕上がりになるのかは
どうぞ楽しみにお待ちください。

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※保存料は不使用のため
冷凍庫で保管し、解凍後は当日中に
お召し上がりください。

※［解凍方法］
冷凍から急に常温に出して解凍すると
焼き菓子が結露して湿気てしまったり、
ゼリーが離水してしまいます。
冷蔵庫の中でゆっくり半日ほどかけて解凍し、
解凍後は当日中にお召し上がりください。

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それぞれの素材について
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【1. 野生フトモモの実、白ドラゴンフルーツ】

「フトモモ科フトモモの実」は、
淡いバラのような香りと
ほんのりショウガの風味をもつ、
旬がとても短くて
みずみずしい繊細な果物です。

一年に一度、初夏にだけ実る
希少な野生果実をさがしに、

シーズン最後の北部やんばるの山奥へ
何度も足を運んで、たくさんの木を回り
少しずつ収穫しました。

冷凍便でも、なるべく生の果肉に近い
シャクっとした繊細な美味しさを保てるよう
何度も試作を重ねて、
一瞬の旬を淡いコンポートに閉じ込めます。

フトモモと合わせるために
同じくらい甘さの淡い果実、
白ドラゴンフルーツを南部の畑で収穫して
ぷちぷちとした食感を合わせました。

収穫したばかりのフトモモの実

淡いバラのような香り、ショウガのような風味の不思議な果物。

森の奥の高い木の枝に実っているので、高枝切りバサミで収穫します

合わせるのは同じ淡い甘さをもつ、もぎたてのドラゴンフルーツ

上品な甘さの白い果肉で、ぷちぷちした種の食感を楽しめます。

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【2. ジンジャーリリー】

真っ白なショウガ科の花
「ジンジャーリリー」は
甘いなかに爽やかさも感じる香りです。

沖縄北部の農家・川本さんの畑の
ジンジャーリリーが早朝の畑で
つぎつぎと開きはじめるのを待って、

そのクチナシのように甘く繊細な
香りを逃さないよう、
咲いた瞬間に1本ずつ大切に
収穫させていただきました。

以前よりお客さまにリクエストを
いただいていたシロップ仕立てに。

1回の仕込みで使う花の量は200輪以上で、
摘んでからの作業はスピード勝負。
1輪ずつ丁寧に薄皮を剥いてゆき、芳醇な香りをすっきりとしたシロップに閉じ込めます。

ソーダで割って口に含むと花の香りが立ち昇ってきて、まるで満開のジンジャーリリー畑にいるみたいです。

真っ白で美しいジンジャーリリーの花

早朝の畑で待ち、咲き始めたところを収穫してゆきます。

1回のシロップの仕込みで使う花の量は200輪以上。クチナシのような香りを閉じ込めます。

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【3. 藏光農園の完熟南高梅】
和歌山・藏光農園さんの赤く熟した完熟南高梅でつくるあらごしシロップ。

材料は梅と砂糖だけです。

ゆっくり2ヶ月くらい漬け込み
梅のアクが抜けたころ、
皮も果肉もまるごとぜんぶ濾したあらごしにして、果肉感たっぷりのシロップに。

じっくり時間をかけることで、酸っぱくなく
まろやかで芳醇なアプリコットのように
甘い香りに仕上がりました。

藏光さんご夫妻が大切に育てた
とろけるように濃厚な完熟南高梅の味わいを
お楽しみください。

※先日のスパイスイベントでとてもご好評だった「完熟梅ラッシー」は、こちらのシロップでお作りいただけるので、説明書にレシピを記載しておきます。

藏光さんが大切に育てた完熟南高梅

届いた後も、さらに追熟させて香りを高めます。

皮も果肉もぜんぶ濾して、果肉感たっぷりの粗ごしタイプのシロップにしてゆきます。

2ヶ月かけてアクを抜いた梅シロップはまろやかでフルーティーなアプリコットのような香りです。

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【4.山パ農園パッションフルーツ】
ずっしりとした重さの、
山パ農園さんの無農薬パッションフルーツ。

しっかり完熟して、ぽとりと地面に落ちた
超完熟のものだけを収穫してゆくため
香りが芳醇で実がたっぷり詰まっています。

生のパッションフルーツならではのプチプチとした食感、贅沢な果肉感が楽しめるように
毎年この時期にだけつくる
定番のフレッシュなクリームに炊きあげます。

別添えのクッキーにパッションフルーツクリームをディップして、ご一緒にお召し上がりください。

山パ農園の生パッションフルーツは果肉がしっかり詰まっています。

追熟させて皺がよる前の、このくらいのフレッシュな味わいが好みです。

たっぷりのパッションフルーツ果肉。冷凍のピュレと生の果肉は香りが全然違います。

完熟してぽとりと落ちたものだけを収穫します。

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【5.完熟スターフルーツ、パキスタンレモン】
個人的にだいすきな沖縄の果物が
スターフルーツです。

シャキシャキと水分が多くみずみずしい果肉と、追熟して完熟させることで出てくる
「完熟スターフルーツ」特有の甘い香り。

スターフルーツの淡い繊細な香りを
味わっていただきたくて、
渋みやエグみの元となる皮や筋をすべて取り除いて「3枚おろし」にして果肉だけをカットしているため、
純粋でクリアな香りと風味を楽しんでいただけます。

スターフルーツらしい素朴な味わいはそのままに、あえて酸味は加えずにスターフルーツとお砂糖だけで作った甘いゼリーです。

※常温で5分置き、袋の中をフォークで崩すとシャーベットとしてお召し上がりいただけます。炭酸水に氷の代わりに入れるのもおすすめです。

スターフルーツはぎりぎりまで完熟させて、香りを高めます。

スターフルーツは3枚おろしに。手間はかかりますが純粋な香りと味わいだけが残ります。

追加で収穫した、たくさんのスターフルーツたち。

木の上で熟したスターフルーツを収穫させていただきます。

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【6.高良さんのピンクグァバ】
今帰仁村の高良さんご夫妻が無農薬で
大切に育ててくださっていているピンクグァバは、香りと風味がとても芳醇です。

その日の朝、収穫した
新鮮な実を持ち帰ってから

「ピンクグァバらしい香り」が
なるべく最大限に感じられるまで
さらにひとつひとつをギリギリまで
追熟させてゆきます。

グァバには小さな種がたくさんあるため、
果肉まるごとピューレ状にしてから
種を濾すのが一般的なのですが、

「グァバの果肉らしさ」を
ちゃんと感じられるよう

皮をむいた後は1つ1つ種を取り、
しっかりと果肉の食感を残して
カットする仕立てにしました。

高良さんが育ててくださった
グァバの芳醇な香りと果肉感を
楽しんでいただけるような
コンフィチュールに仕立てます。

合わせたのは爽やかで甘い香りを持つ
希少なパキスタン品種のレモン。

収穫してから追熟させることで、
さらに甘い香りを高めました。

レモンの皮は薄く手刻みして
マーマレードにしてからグァバと焚き合わせて、風味豊かなコンフィチュールに。

香りの芳醇なピンクグァバをたっぷり使用します。

皮を剥き、時間はかかりますが種をひとつひとつ取ってゆきます。

ピュレにせずに、角切りにすることでグァバの果肉感をしっかり味わえます。

追熟させたグァバ。芳醇な香りがまわりに漂っています。

追熟させたパキスタンレモンの爽やかな香りを組み合わせます。

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【7. 赤紫蘇とプラム】
夏になると出回る甘酸っぱいプラムと赤紫蘇は、
レストラン時代に毎年デザートを作っていたほど、
わたしの中では定番でお気に入りの
組み合わせです。

甘酸っぱいすももでジュースを絞り、
芳醇な香りの大石プラムは
フレッシュなまま、
つぶつぶの果肉感を残した仕立てに。

奈良の母が送ってくれた
赤紫蘇の爽やかな香りと合わせて、
爽やかで甘酸っぱいジュレに仕立てます。

フレッシュで赤く輝くすももから、甘酸っぱいジュースを絞ります。

やわらかく芳醇な大石プラムは、果肉をつぶつぶに残した仕立てに。

奈良の母が送ってくれた赤紫蘇の、爽やかな香りを合わせてゆきます。

赤紫蘇の香りをエキスに抽出してゆきます。

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【8.完熟南高梅の仁】
藏光さんが大切に育ててくださった
完熟南高梅は、
果肉部分をあらごしのシロップにしてから、
（同じ9月菓子便の中に入っています）

その梅の種は、1つ1つ割って
傷つけないようにそっと種の中に入っている
「仁」を取り出しました。

この仁は、同じバラ科の"杏仁"のように甘い香り。

種を割ってから、水に一晩浸けて
ふやかして薄皮をひと粒ずつ剥いて…
と、仁を取り出す処理に
めちゃくちゃ時間と手間はかかりますが、

杏仁豆腐をイメージするような
甘い香りのシンプルな菓子に仕立てて
完熟南高梅の味わいを種まで丸ごと
お楽しみいただけたらと思います。

梅の種はひとつひとつ割って、仁を取り出してゆきます。

シロップにした果肉をすべてこそげとり、種は加熱処理してから加工してゆきます。

水に一晩つけてふやかした仁の薄皮を剥いてゆきます。

仁の形をつぶさないように、丁寧に作業します。

甘い香りの杏仁のようなシンプルな菓子に仕立てます。

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【9.カニステル】
カニステルは、不思議なことに生でも
カボチャやサツマイモのように
ほくっとした食感の亜熱帯の果物です。

硬い収穫したては渋柿のように
渋くて食べられないので、
収穫してからしっかりと追熟させてゆきます。

2-3日で完熟する子もいれば
2週間くらいかかる子もいてら

ちゃんと全面を完熟させるために
朝昼晩と、すこしずつ向きを変えながら
毎日1つ1つ注意ぶかく
育ててゆきました。

ちゃんと完熟させた果実は
甘く割れてホクホクとして、まるで
「発酵感のあるカボチャ」のような味わい。

その香りや個性を菓子に閉じ込めて
お届けします。

完熟させたカニステルは、ほろほろとひび割れてきます。

追熟前はこんな感じでつるっとしています。

南城市の農家さんのカニステルの木から、収穫させていただきました。

収穫したてのカニステル。

2週間かけて、毎日向きを変えながら少しずつ完熟させてゆきます。

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【10. しーぶん（おまけ）
青切りベルガモットシークヮーサー】

さまざまなシークヮーサーのかけあわせ品種を
育てている農家さんの畑で、とても珍しい
シークヮーサーにベルガモットを
かけあわせた柑橘を収穫させていただきました。

市場には出回らない超稀少な
「ベルガモットシークヮーサー」です。

皮は香りがよく果汁がたっぷりで
ぜひ皮ごと使っていただけたらいいな、と
ブラシでひとつひとつ磨き洗いました。

※解凍することで果汁が絞りやすくなります。
カットしてソーダやお酒に入れたり、
焼き魚に添えたり、お風呂に入れたり、今回お入れする菓子にかけても香りをお楽しみいただけます。

畑のフレッシュなベルガモットシークヮーサー。

収穫したての新鮮な果実を、急速冷凍して閉じ込めます。

たくさんのシークヮーサー品種の中から、今回選んだ1本です。